恵美須神社

えべっさんが宝恵駕籠に商売繁盛を持ってきた

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えべっさんのお力で商売繁盛!

恵比須神社は「都七福神めぐり」で有名な恵美須神を祀り、日本の三大ゑびすのひとつといわれています。栄西禅師が建仁寺を創設したときに、鎮守社としてたてた神社です。

宋に渡って臨済禅を学んだ栄西禅師は、日本に帰ってくる途中、暴風雨にあったそうです。船が沈みそうになった時、波間に光るものをみつけて拾いあげると、なんとそれは戎の神さまでした。そこで、航海安全を祈ると、すぐに波が静まって無事帰国できたといわれています。この奇跡に感謝して、栄西禅師は帰国後、建仁時よりも先にこの恵美須神社を建てたのだそうです。

恵美須神は、いなばの白うさぎ伝説でおなじみの大国主命の子どもで、雲丹を守っている漁業の神さまです。いつもめでたい鯛をかかえて、福々しい笑顔を浮かべ、出雲族と大和民族が対立した時には、血を流すことなく和合させたというほど平和が好きな神さま。その姿勢は、「一人ひとりをたいせつにする」という商売のしかたもおしえてくださいます。釣った魚を物々交換で米に変えるという、商売の道を開いた神さまだから、いかにも商売繁盛にご利益がありそうですね。

毎年一月十日は恵美須神の誕生日で、この日は吉兆笹や福俵などのお札を手にした人たちで大賑わいをみせる盛大なお祭りが行われます。

えびすさん

小松天満宮の狛犬

さずかりもの

ストラップお守り
禅師の航海も守ったゑびすさんに、旅行についてきてほしい。携帯電話やカメラにつける旅行守りとして考案された、ストラップ型のお守り。
干支の絵馬
「ゑびす神の御神馬」など、宮司が描く愛らしい干支の動物たちが好評。もちろん伝説にも登場した白うさぎも。
財布塚と名刺塚
境内に並ぶ、松下幸之助扇による碑文の財布塚と名刺塚。出世やお金に関わる大切なものとして祀られている。ここにも立ち寄って、商売繁盛にあやかろう。
恵美須神社基本情報
祭神 八代言代主大神・大国主大神・少彦名神
ご利益 商売繁盛・平和祈願・航海安全・旅行安全・交通安全・家出人探し
所在地 京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125
電話 (075)525-0005
拝観時間 午前9時から午後5時
拝観料 無料
駐車場
公式HP http://www.kyoto-ebisu.jp/